郷土料理

佐賀の郷土料理をご紹介します

焼き鯖入り混ぜご飯

主食

焼き鯖入り混ぜご飯

焼き鯖入り混ぜご飯とは

おくんちの前日の夜に食べていたのがこの「焼き鯖入り混ぜご飯」です。おくんちに向けて力をつける、という意味があったのでしょう。なんと言っても昔は貴重だった鯖が入るのが特徴です。具材を多めに作って冷凍しておくといつでも作れるので便利です。

材料(6人分)

  • 米 3合(炊飯器の目盛りに合わせて炊く)
  • ごぼう 1/2本
  • 人参 1/2本
  • こんにゃく 1/2枚
  • 塩鯖 半身1枚
  • 薄揚げ 1〜2枚
  • 醤油 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1/2
  • 油 少々

作り方

(1)ごぼうと人参をささがきにする。

(2)こんにゃくと薄揚げは、熱湯にくぐらせてから細かく切る。

(3)塩鯖を焼き、骨を取って身をほぐす。

(4)フライパンでごぼう、人参、こんにゃくを油で炒め、醤油、みりん、砂糖と薄揚げを加えてしばらく煮る。

(5)ボウルに炊きあがったご飯、ほぐした鯖の身と(4)の具を入れ、混ぜ合わせたら完成。

教えてくれた方

JAさが みどり地区女性部 武雄地区のみなさん

JAさが みどり地区女性部 武雄地区は6つの支部で構成されており、その支部長・副支部長のメンバーが集まりました。普段は各支部ごとに、助け合いの活動や手芸教室、お楽しみ会、食育活動などを行っています。

保育園や高校などから依頼を受けた際には現地に出向き、地域の伝統料理などの授業をしています。同じ武雄市内でも地域ごとの伝統があるので、伝統料理や行事食などを共につくって共有することで、次の世代へと継承しています。

みなさんから一言

昔は今のように魚が豊富ではありませんでしたが、おくんち前になると魚屋さんにちゃんと準備されていました。魚を使うおくんち料理はとても貴重なものでした。

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