果物・お肉・デザートを求めて山から海へ爽快ドライブ

唐津・玄海エリアコース

果物・お肉・デザートを求めて山から海へ爽快ドライブのハイライト動画

①一の里りんご園

樹々に実るりんごにココロオドル
津軽、紅玉、シナノスイートなど10品種を栽培

唐津市浜玉町の山あいで三代続く「一の里りんご園」。8月~11月上旬までの開園期間中は、8月は梨、9月に入るとりんご狩りが楽しめ、期間中は家族連れやグループなど県内外からお客さんが訪れています。祖父が観光農園をスタートして父から孫へと受け継がれて約40年。祖父が青森で栽培を学び開園したりんご園は、現在、津軽、秋映(あきばえ)、紅玉、シナノスイートなど13品種が栽培されており、収穫のタイミングが違うため、時期によって様々な味が楽しめます。園内には樹齢40年を超える貫禄のある樹や植樹されて日が浅い若い樹が混在し、農園の今と昔を映し出しているようです。栽培での苦労は草取りですが、なるべく農薬を使わずに手作業で草を刈って土壌を守っています。

三代目の脇山侑大さん。「祖父の代から続くりんご園を大切に守っています。」

佐賀では珍しいキウイフルーツ狩りも体験できる
りんごと一緒に追熟させて自分好みに

観光農園としてお客さんが無理なくりんご狩りができるよう、樹が上に伸びないようにして実は下になる様にコントロールしています。大人の目線の高さにたわわに実ったりんごがぶら下がっている様子は写真映えしますよ。りんごの採り方は、枝を持ってりんごを包み込むように持ち、ヘタの部分を上にクルっとひっくり返すと樹から離れます。子どもも簡単に採ることができ、楽しさのあまりついつい採りすぎてしまうかも。受付のそばにあるベンチでもぎたてのおいしいりんごを楽しむことができます。

また、佐賀では珍しくキウイフルーツ狩りもできるため、りんごと一緒に収穫して追熟させる人もいるそうです。

入り口に掲げられた看板が目印。目の前に駐車場があります。
園の一部で栽培されているキウイフルーツも旬を迎えると収穫ができます。
手が届くくらいの高さでたわわに実ったりんご。小さなお子さんも簡単にりんご狩りができます。
一の里りんご園紹介動画
住所佐賀県唐津市浜玉町平原乙1925
電話番号090-8765-7598
URLhttps://peraichi.com/landing_pages/view/ichinosatoringoen/
営業時間10:00~17:00
定休日水曜日
駐車場20台
備考開園シーズンは8月~11月

②唐津うまかもん市場

名前のとおり唐津のうまかもんがたくさん!
大きな買い物袋持参でGO

唐津競艇場近くにあり、その名のごとく唐津のうまかもんがたくさん揃ったJA直営のマーケット。福岡からのアクセスもよく、駐車場には県外ナンバーの車もズラリと並んでいます。陳列ケースに並べられたスイーツや総菜などは「唐津産のものを使用する」という条件を満たしたものが販売されています。こちらで販売されている牛乳は、唐津市・玄海町で育った乳牛から搾られた牛乳が販売されているというこだわりぶりで、店内はオール唐津んもんと言っても過言ではありません(季節商品や近海で獲れないものは除きます)。

大型駐車場完備。店舗隣にはレストランもあります。

魚介、肉類、野菜、スイーツや加工品etc…
おススメはオリジナルのジャポネソース

取り扱いの商品は野菜、果物、花、魚介類や肉、豆腐などの加工品、スイーツなど500を超える登録者から出荷されたもの。地元産の新鮮な商品がたくさん並んで選ぶのも楽しくなります。魚介コーナーには、近海で水揚げされた鮮度の高い旬のお魚がズラリ。精肉コーナーは唐津・玄海産の佐賀牛や県産和牛や豚肉、鶏肉が揃って、ケースを覗き込んで商品を吟味する光景もあちこちで見かけます。お得な情報は毎日店頭に書き出されるボードをチェック! SNSではなく直接行かないと分からないとっておきの情報がゲットできます。休憩で立ち寄るスポットはジェラートコーナー。地元産の素材をジェラートに加工したもので、季節によって素材が変わるのも楽しみの一つ。レモンやキウイフルーツ、いちごなどの素材の味が前面に感じられるのは素材の使用比率が高いから。これは食べる価値があります。

果物、米、総菜、加工品、生花、海産物、肉、野菜などがずらりと陳列された店内の様子。
地元の素材でつくったジェラートは季節によって変わるので、色々と試してみよう!!
うまかもん市場がオリジナルで開発したジャポネソースや旬の果物、魚介類を求めて、県内外からお客さんが訪れています。
唐津うまかもん市場紹介動画
住所佐賀県唐津市久里1961-2
電話番号0955-78-1313
URLhttps://karatsuumakamon.com/s/
営業時間9:00~18:00
定休日第2・3水曜日、年末年始は変動有り
駐車場320台
備考店舗隣りにレストランあり

③中山牧場

唐津の海風を受けてすこやかに育った牛の肉を加工・販売
一棟貸しのコテージで食事ができる

唐津・玄海地区は、今や最高級肉の代名詞となったブランド牛「佐賀牛」の基盤を築いてきた畜産業が盛んなエリア。町内で約50年畜産業を営む中山牧場直営のレストハウスでは貸し切りで食事を楽しむことができます。「メインのレストハウス」は30名ほどのグループ・団体で、「離れの小屋」は一人3,000円以上のコース料理を注文したら1棟貸しが可能。メニューは焼肉セット、すき焼きセット、もつ鍋セットがあり、コース料理にプラスして焼台やタレ、紙皿などの備品(有料)を借りたら、あとはセルフでお食事スタート。

食事ができるスペースは写真の「離れの小屋」と「メインのレストハウス」の2棟。アウトドア気分で広場に腰をおろして食べることもできます。

芝生の広場を目の前に、焼肉のほかにハンバーガーづくり体験も。
家族で笑顔の時間が過ごせる癒しの空間

なんといっても面白いのは、牛肉以外の持ち込みはOKということ。牧場だからできる良心的なシステムです。離れの小屋の目の前には芝生の広場があり、この場所にテントを張ってキャンプを楽しむこともできます(飲食や買い物で利用すると利用可)。宿泊用の寝具やキャンプ道具は自分で持参しないといけませんが、玄界灘に沈む夕日と昇る朝日の両方を眺めることができます。

中山牧場の黒毛和牛100%ハンバーグでつくるハンバーガーづくり体験も人気。地元のパン屋さんから取り寄せたパンに自分で焼いたハンバーグを挟んでできあがり。肉の旨みがいっぱいの贅沢ハンバーガーは大人も子どもも大満足できるサイズです。(1セット800円 4セットから受付・要予約)

入り口に設置されたダイナミックな3D看板。
焼肉セットメニュー(写真は5人前)。他にバーベキューセットや、すき焼きセットなど肉が主役のメニューがあります。
地元の美味しいパン屋さん特製のパンと黒毛和牛100%のパテでハンバーガー作り体験もできます(4セットから要予約)。
中山牧場紹介動画
住所佐賀県東松浦郡玄海町普恩寺912-1
電話番号0955-52-5051
URLhttps://www.ii29.net/
営業時間9:00~18:00(要予約)
定休日月曜日(祝日の場合は営業)、お盆・年始
駐車場15台

④松本アイス工房

酪農家の新たなステージ
大切に育てた牛のミルクをジェラートに。

メインの道路からそれた場所にあるのに、県外ナンバーの車も数多く訪れるほどの人気アイス工房。完成形をアイスクリームではなくあえてアイスミルクに仕上げているのが特徴で、口の中でスッと消えていく後味のよさを是非体験してみてください。「最後まで飽きずに食べられるよう試作を重ねました」と話すのは松本さん。主原料となる牛乳が上質だからこそシンプルに…。仕込みの時間をかけて一つ一つ丁寧につくっています。ラベルのデザインは、若かりし頃の松本さん夫妻と当時、美牛コンテストで何回も優勝していた乳牛の「ミリー」と一緒の写真がベースになっています。商品名『ミリーズ』は、ミリーにちなんで名づけられました。

牧場に隣接するアイス工房。工房では少数精鋭で一つ一つ手づくりでアイスがつくられています。

ミルクの良さを最大限に引き出した優しい味わいのアイスたち

「ミリーズ」を開業したきっかけは、牧場の経営を息子さんにバトンタッチするタイミングでした。松本さんは「まだまだ何か挑戦したい」と一念発起して2015年にアイス工房をオープン、最初は5種類からスタートしました。現在は、看板商品のミルク、バニラ、ヨーグルトのほか抹茶、みかん、いちご、焼いもなど10種類に増え、これまでの商品とは違ったリッチな味わいの新作の開発も進んでいます。ミリーズの名刺代わりのような「ミルク」味は搾った牛乳をアイスに練り上げているだけのシンプルな製法。「ヨーグルト」はヨーグルトをつくって牧場の牛乳とあわせたもの。「熟成唐いも」は地元産のさつまいもを熟成させて焼きいもにしてからアイスに仕上げています。口の中で牛乳をしっかりと感じながらも、後に残らない口当たりのおかげで、一口、また一口とスプーンが止まらない魔法にかかったよう。工夫と苦労の結果がそれぞれの商品に表れています。「こだわってつくっていますから」という松本さんの心意気が伝わってきます。

アイス工房の隣にある牛舎で大切に育てられている乳牛から搾ったミルクが美味しいアイスに加工されています。
アイスのデザインのモチーフになった写真には若かりし頃の松本さん夫妻と自慢の美牛ミリー。
既存の商品に加えて新商品が登場!
濃厚でリッチな味わいの「熟成唐いもアイス」と「和三盆ミルク」。
松本アイス工房紹介動画
住所佐賀県東松浦郡玄海町大字平尾2-6
電話番号0955-52-3103
URLhttps://matsumotoiceshop.wixsite.com/main
営業時間9:00~16:00
定休日不定休
駐車場あり
備考来店前にお電話を

⑤どさんこミラファーム

北海道から唐津の山の中へやってきた「どさんこ馬」
みんなを笑顔にしてくれる陸之介とムツゴロウ

唐津市浜玉町の山奥、という表現では道案内できないようなところに佇む1軒の古民家、そこが〝どさんこミラファーム″です。この場所に行きつくにはくねくねした道を上って上って、とにかく山道を進みます。初めての人は、オーナーの豊田さんに分かりやすい場所まで迎えに来てもらい、2台連なって一緒に行くのが一番です。「自力で来れないことはないですけど、いつも『迎えにいきますよ』と言って下まで下りていきます。迷うよりそっちがいいですよ」と豊田さん。安全に行くために豊田さんのお迎えに頼ることをオススメします。到着して、視界に入ってくる景色は日常の生活とは別世界、山暮らしのスイッチが入ります。 もともと1994年に廃村になったこの地区に、豊田さんを含む3、4世帯が住むようになり、地域に人の暮らしが戻りました。山の暮らしがしたかった豊田さんは、空き家になっていた古民家を購入し、2010年に夫婦で移住。馬を飼って民宿をしたいという希望を叶えるために北海道へ馬を見に行き、どさんこ馬「陸之介」と「ムツゴロウ」を唐津に連れてきました。

築100年を超える古民家を改装して民宿に。利用者は左側の古民家に宿泊します。

山村体験の醍醐味は連泊
どっぷり山暮らしにつかってリフレッシュ!

移住一年目でどさんこ馬を唐津に連れてきて、民宿をオープンさせたのは移住して3年目のことでした。体験型の民宿として、森林浴や川遊び、どさんこ馬の乗馬体験、薪割りや山歩き、火起こし、コーヒーの自家焙煎など充実のプランを用意して山暮らし体験をサポートしています。せっかく山に行くのなら、腰を据えて暮らすように過ごすのがオススメ。ここなら、1組限定でプライベートな時間が過ごせるので、時間が許す限り山に籠って宿泊するのもあり。山での時間は「連泊していろいろな体験をしてください。やってみたいことがあったら言ってくださいね」と言う豊田さん夫妻にお任せして、連泊利用で非日常の時間を過ごしてはいかがですか。

豊田健司さん、恵子さん夫妻。話好きなお二人が温かく迎えてくれます。
川のせせらぎを聞きながら喫茶室でいただく焙煎コーヒーは格別です。
どさんこ馬の「陸之介」と過ごす時間は日常を忘れさせてくれます。
どさんこミラファーム紹介動画
住所佐賀県唐津市浜玉町山瀬1249-3
電話番号050-3565-2897
URLhttps://dosanko-mirafarm.net
宿泊料1泊2食(体験1つ付き)大人16,500円、2泊4食+1軽食(体験2つ付き)33,000円、3泊6食+2軽食(体験何個でも)49,500円。
駐車場3台
備考宿泊体験メニューは乗馬、動物ふれあい体験、川遊び、囲炉裏、五右衛門風呂、花火・たき火、郷土料理『だぶ』づくり、キャンプ、ハイキング

アクセスマップ

LINE公式お友だち追加