古きも新しきもこだわりも~アクティブ女子満喫プラン~のハイライト動画
①うれしの茶交流館 チャオシル
佐賀が誇る「うれしの茶」の歴史や文化をインプットし、
茶体験ができるスポット「うれしの茶交流館チャオシル」
全国有数の茶どころとしても知られる嬉野に「うれしの茶」の魅力を発信するためにできた施設が「チャオシル」です。お茶専門の資料館は全国でも珍しく、それだけに業界の人々の気合を感じさせるスポットでもあります。館内にはお茶の歴史や、お茶ができる工程を知る展示室、お茶の味を知る喫茶スペース、体験室、研修室があり、お茶に関するいろはが詰まっています。日本のお茶のルーツやうれしの茶の始まり、茶づくりの工程をインプットしたら、実際にお茶を飲むときの気持ちも変わるかもしれませんね。
お茶の淹れ方はお好みで…
好みの温度、浸出時間で茶畑を見ながらゆったりと
さあ、それでは実際にお茶を体験してみましょう!喫茶コーナーに来て驚くのは細く長いスペースの目の前に広がる茶畑の景色。この景色を見ながらうれしの茶を体験できるのも魅力です。手順は、注文カウンターでお茶を選んでトレーにセットしてもらったら、あとはテーブルでお茶を淹れるだけ。淹れ方はスタッフの方が優しく丁寧に教えてくれるので安心です。二人で行く場合は、メニューにある蒸し製玉緑茶と釜炒り茶の両方をオーダーして飲み比べを楽しむこともできます。一煎目、二煎目、三煎目まで味わって最後に茶葉までいただくと、うれしの茶の魅力がいろいろと感じられます。レジに並んでいる嬉野のお菓子を追加で選んで、茶畑を眺めながら癒しの時間を過ごしてみては。
お茶に関する体験は、味を知ること以外に茶染めのハンカチを作ったり、釜炒り体験、淹れ方教室や茶摘み体験、工場見学も可能(茶染め、釜炒り、茶摘み、工場見学は要予約)。
住所 | 佐賀県嬉野市嬉野町大字岩屋川内乙2707-1 |
電話番号 | 0954-43-1991 |
URL | https://www.city.ureshino.lg.jp/kanko/ureshinocha/_23805.html |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日~1月3日の6日間) |
駐車場 | あり |
備考 | 【体験メニュー】お茶の淹れ方教室300円、茶染め体験1500円、茶摘み体験600円、釜炒り体験1000円、工場見学(無料) 電話、FAX、メールで体験前日までに要予約 |
FAX | 0954-43-1992 |
chaoshiru@po.ktknet.ne.jp |
②MILKBREW COFFEE
水出しがあるならミルク出しがあってもいいんじゃない?
酪農家の日常から生まれたMILKBREW
2021年8月、嬉野市塩田町 長崎街道塩田津沿いにオープンしたMILKBREWを提案するカフェ。この店をプロデュースするのは地元の酪農家ナカシマファームの中島大貴(ひろたか)さん。「カフェを出したかったわけではないんですよ。酪農家として牛乳を搾ってチーズにしていますけど、美味しい牛乳を届ける場所をつくりたいと常々思っていた延長線上でできた店です」と話す中島さんは、牛乳の新しい文化ともいえるMILKBREWというスタイルを考案。福岡の人気コーヒー店MANLYCOFFEEのコールドブリューコーヒーを牛乳に浸漬したところ、フルーツミルクのような味わいに驚いたそう。水出しならぬミルク出しコーヒーの誕生の瞬間でした。「私にとって牛乳は水みたいなものだから(笑) ある意味、酪農家の水出しコーヒーなんですよ」と中島さんは微笑みます。
人や文化が行き交った長崎街道
塩田津から新しいミルク文化を発信
2018年、中島さんが考案したMILKBREWのスタイルを福岡で開催されたコーヒーのイベントでリリースしてから、瞬く間にMILKBREWの概念が広がり、今やコーヒー業界ではこのスタイルが定着しつつあるそうです。「水出しコーヒーの定着くらいに広げていくには文化として浸透させていく必要がある」と中島さんは考えます。人や文化が行き交った長崎街道に店舗をオープンさせたのには意味があります。「ここを拠点にもっと牛乳にフォーカスする流れをつくっていきたい」。カフェではミルクブリューコーヒーのほか、ミルクブリューのアフォガードソフトを中心にナカシマファームのミルクメニューが提供されています。「うちでは搾りたての牛乳を『ウェルカムミルク』として提供していますが、このような空間で、酪農に携わるスタッフが提供しているのは、日本中どこを探してもないかもしれません」。ミルクを発信するために立ち上げたカフェならではの洒落たサービスですね。
住所 | 佐賀県嬉野市塩田町馬場下甲727 |
電話番号 | 080-3221-0871 |
URL | https://www.milkbrew.co.jp/ |
営業時間 | 水・木・金 10:00~16:00、土・日・祝10:00~17:00 |
定休日 | 月曜日・火曜日 |
駐車場 | 塩田津公共駐車場を利用(無料) |
③Cafe&Kitchen M
甘みと旨みに優れたブランド牛「伊萬里牛」
生産者の直営店でリーズナブルに召し上がれ
ブランド牛「伊萬里牛」を肥育から加工、販売まで一貫して自社で行う松尾勝馬牧場。1967(昭和42)年創業以来、ストレスを与えない心地よい環境の中で、丹精込めて最高級のブランド牛を育ててきました。牛の成長や状態に合わせて1頭ずつエサの内容を変えて育てた伊萬里牛の肉質はきめ細やかで艶やかな光沢があり、甘みと旨みに優れています。 そんな伊萬里牛をリーズナブルに味わえるのが、ホテルWINの1階にあるカフェレストラン「Cafe&Kitchen M」。松尾勝馬牧場直営の「ステーキハウスレストラン勝」と「焼肉館・勝」の姉妹店です。
「伊萬里牛」を使った多彩な料理を楽しんで
ランチメニューのスイーツも料理長手作り
「伊萬里牛はおいしいし、食感もいいし…欠点がないんですよ」と料理長の川道清一さん。お勧めは隣接する自社直売所から届く新鮮な内モモ肉を使った「伊萬里牛レモンステーキ」です。熱々の鉄板で赤身を焼きながら自家製レモンソースをひとかけすれば、「ジュワッ」という音とともに香ばしいお肉の香りが立ち込めてきます。オリジナルメニューのピザ「伊萬里牛とレモン」は、自家製レモンソースで味付けした伊萬牛のひき肉に、レモンとタマネギ、チーズを軽くトッピングして焼き上げています。レモンソースがさっぱりとしてモチモチの生地と伊萬里牛は相性ばっちり。また、ランチで人気の「ハンバーグランチ」はふわっとした食感でジュ―シー!!デミグラスソース、またはタマネギに大根を加えたさっぱり味の和風ソースで召し上がれ。ほかにも多彩な料理で伊萬里牛のおいしさを楽しめます。
住所 | 佐賀県伊万里市立花町921-1ホテルWIN1階 |
電話番号 | 0955-25-9920 |
URL | https://www.imarigyu.com (松尾勝馬牧場伊萬里牛) |
IG | https://www.instagram.com/cafe_kitchen_m/ |
営業時間 | 11:30~15:00、17:30~20:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | ホテルWINと共用 |
④大川三世代
三世代先に大川の梨をつないでいく
思いを一つにした梨農家が集結した「大川三世代」
伊万里市大川町立川は伊万里梨発祥の地として100年以上の歴史を持つエリアです。代々続く梨農家の後継者ら4人がタッグを組み、「これまでの三世代に敬意を払い、未来三世代も続いていくように」という願いを込めて「大川三世代」と名付けて梨の販売、観光農園を運営しています。昔と今では栽培方法が変わって技術革新も進み、大川三世代では先進的な栽培方法を導入し、梨づくりが未来に続いていくための基盤づくりを積極的に行っています。農園の梨の木は、ジョイント栽培と呼ばれる技術で梨の木が一直線に50mの長さで連なっています。ほぼ視線の高さで収穫ができ、子どもから大人まで無理なく梨狩りが楽しめます。
「日本で一番早く梨狩りができるのはウチかもしれません。7月初旬の幸水からですね!」と代表の田代さん。梨の品種は8種類。シーズンによって収穫できる梨が変わります。
梨狩りのほかにカフェでゆっくりコーヒーや梨スイーツを楽しめる
大川三世代には梨狩り以外にも楽しみがあります。受付があるコンテナハウスは、観光農園開園中は「MARUNO Base Café」として営業もしており、階段を上がると、屋根の上からのどかな田園風景を眺められます。カフェでは梨100%のジュースや梨を使ったカレー、専属パティシエが手がける果実のチーズケイクなどが味わえます。農園の梨をコンポートにしてトッピングした梨のチーズケイクは、梨の甘さとレアチーズのまろやかな酸味がマッチして、思わず「もう1個!」と言いたくなります。 他にも地元産のイチゴや桃、レモンのチーズケイクもあるのでぜひ試してみてください。気になる方は、松浦の里直売所(伊万里市)や道の駅吉野ケ里さざんか千坊館(吉野ヶ里町)など、県内10ヶ所の店舗でチーズケイクが購入できるので要チェック。オンラインショップでも注文可能です。夏から秋にかけての梨狩り体験ドライブにいかがですか?
住所 | 佐賀県伊万里市大川町立川丸野1323 |
電話番号 | 0955-29-2612 |
URL | https://www.sansedai.com/ |
営業時間 | 9:00~17:00 |
入園料 | 無料(収穫した梨を購入) |
予約 | インターネット予約 https://www.sansedai.com/contact#reserved ※6名以上の場合は電話で予約 |
定休日 | お盆(8月12日~15日) |
駐車場 | 20台(無料) |
備考 | 農園の営業は7月~10月 |
⑤静波荘
家族が守ってきた拠りどころを残すため孫の代で一念発起
「静波荘」をスタート
海沿いに整備された道を進むと静波荘に到着し、プライベート感が一気に増します。目の前に広がる景色は穏やかに水面を輝かせる伊万里湾と海の向こうの山並み、そして純和風の古民家。この古民家を1組限定の民泊施設として運営するのは代表の満江宗一さん。「もともとは親和銀行の創設者が所有していたものを親族で約50年前に買い取って家族で管理してきました。地域の人や家族の思い出が詰まった場所を活かしていきたい」と令和2年にオープンしました。
海の見える古民家でやりたいことが叶う自由性の高さが魅力
静波荘の基本プランは1泊2食付きで11,000円~。食事は伊万里牛のBBQか伊万里牛しゃぶ付き温泉湯豆腐セットから選べます。歴史のある古民家を1組限定で利用できるため、還暦のお祝いや小さい子どもがいる家族など、ファミリーでの利用機会が多いとか。元々旅行会社の添乗員をしていた満江さんの経験を活かして、お客さんの要望に最大限応えるという姿勢が心強く、サービス精神に溢れています。雑誌やHPに掲載されている通常のプラン以外にも、希望者へは自分で薪割りをして焚火をしたり、五右衛門風呂を沸かしたり、デイキャンプをしたり、といった内容はこれまでに対応したサービスの一例。「古民家体験、田舎体験でやりたいことがあったらとにかく一度お電話ください」と満江さん。どんなことでも地元のネットワークを駆使しておもてなしの心で旅のアレンジをしてくれます。
住所 | 佐賀県伊万里市瀬戸町2159 |
電話番号 | 0955-35-4193 |
URL | https://seihasou.jp |
宿泊料 | 古民家体験民泊プラン1泊2食11,000円~ |
駐車場 | あり |
備考 | 完全予約制・日帰りプランもあり(要予約) |