暮れも押し迫る中、年長と年中クラスの子どもたちが味噌づくりに挑戦しました。
年長の子どもたちは、ちょうど昨年の今頃一度体験しています。年中の子どもたちは初めてです。
まず野口先生から紙芝居「だいずのだいちゃん」の読み聞かせをしていただきました。
大豆からできる食品が、身近にいろいろあることがよくわかりました。
また「大豆」は大きい豆と書くけれど、それは「大いなるまめ(とっても偉くてすごい)」という意味であり、みんなを元気にする大きな力を持っているということを知りました。
早速 作業開始。
ジッパー付きの袋にゆでた大豆を入れたものを一人一人もって、押しつぶしていきます。押したりパンチしたりしては、つぶれているか見て確認。初めてする年中の子どもたちは「これでいい?」と尋ねながら、黙々と作業をしていました。
トレーに広げられた米麹と麦麹をブレンドした合わせ麹に、大豆のゆで汁を少し加えて、ややしっとりしたところへつぶし終わった大豆を袋から出して入れ、よく混ぜます。
混ぜていくうち、全体がしっとりとまとまってきました。
それをボール状にまとめていきます。
子ども達の小さな手のひらから出来上がってくるボールは大小さまざまです。
いよいよ仕上げです。
1つずつ手にもって、野口先生に手渡し、それを樽に隙間なく詰め、平らにならして、、、の繰り返し。
さすが野口先生!!
きれいにまとめてくださいました。
一番上に、甜菜糖でフタをしてしっかり空気を抜いてカビ防止。
これからますます寒くなりますが、調理室に保管する味噌樽の中では、菌ちゃんたちが働いてくれ、春頃には美味しいお味噌になることでしょう。
途中経過を観察したり、においを嗅いだりして、子ども達と変化を感じ取っていきたいと思います。