
11月17日、ふるさと先生の「ありの実会」の3人の先生にご指導いただき、3・4年生が梨料理づくりを行いました。
3年生は、1学期にありの実会の前田有美先生から、梨栽培の1年間の仕事などの話を聞きました。パネルを見せてくださりながらおいしい梨をつくるためには多くの手間と時間がかかっていることを話されました。特に、花粉を手作業でつけられていることの大変さを子どもたちは感じていたようです。4年生は、昨年同じように梨の学習をしていました。本校は3・4年生の複式学級なので、今年度一緒に梨料理作り体験を行いました。昨年は、料理作りまでは行わなかったのですが、お話を聞いた後での今回の梨を使った料理作り体験は、より興味・関心が高まっており、有意義な活動でした。
各班4人ずつの3班それぞれに「ありの実会」の先生が入ってくださり、一緒に「梨のキムパ」「梨のフレンチトースト」をつくりました。最初に作り方や、今回梨キムパに使う梨、お米、キュウリ、ねぎ、牛肉は伊万里産ということを教えてくださいました。地産地消というそうです。そして、早速作り始めました。海苔の上にご飯や具材をのせて巻きすでまいたり、卵と梨のすりおろしたものをバゲットに浸して、バターで焼いたりと、とても楽しそうに活動していました。
できた梨料理はすぐに食べました。最初、「ご飯に梨はあうの?」とか「具材の梨をマヨネーズで和えるのはちょっと…」と思っていた子も、「意外にあう!」と言っておいしそうに食べていました。
梨はスィーツだけではなく、他の料理方法があるということを知るとともに、自分でつくることの楽しさを経験しました。3・4年生の子どもたちが、これからどのように学習を広げていくのかがとても楽しみです。





