12月７日、ふるさと先生の山口喜代子さんにご指導いただき、４・５年生が郷土料理(押し寿司)づくり体験を行いました。
　これまでに４・５年生は、総合的な学習の時間に「米づくり」の学習をしてきました。お米の育ち方やお世話の仕方などを調べたり、地域の方に協力していただいてバケツ稲づくりを行い、苗植えから稲刈り、精米などの体験をしてきたりしました。どの児童もお米に対しての興味・関心が高まっているこの時期に、伝統的なお米料理の学習をしたことはとても意義がありました。
　先生は押し寿司の見た目の美しさも大切にされていました。押し寿司が型枠から出てきたときのきれいな形を見た児童からは、思わず拍手がわき起こり、錦糸卵とでんぶを乗せて完成したときには、とてもうれしそうな表情をしていました。型枠のかわりに牛乳パックが利用できると聞き「家族と一緒につくってみたい」という気持ちになったようです。

　できた押し寿司は、給食時間に食べました。「とてもおいしい」「また食べたい」という感想を口々に言っていました。
　今回の体験を通して、自分たちが住んでいる伊万里にもお米を使った郷土料理があることを知り、他の郷土料理も調べてみたいという興味・関心の高まりが見られました。これからの学習がどのように展開していくのかがとても楽しみです。