今年も須古保育園の年長さんは、ふるさと先生のご協力のもと、代掻き→田植え→稲刈り→もちつき・・・ともち米の生育を楽しみながら1から体験し学び収穫の喜びを感じることができそうです。
今回は、6月30日の「代掻き体験」と7月5日の「田植え体験」です。
毎年子どもたちに大人気の代掻き体験のふるさと先生から「みんながどろんこになってぐちゃぐちゃにして、お米の苗の赤ちゃんが眠るふわふわベッドを作ってくださいね」と話していただくと、子どもたちもためらう事なく田んぼの中にじゃぶじゃぶ入り、思い切り走り回り、どろんこ遊びという名の代掻き体験を楽しみました。
それから数日後・・・田植え予定日には雨が続き、田植えはできないかと心配しましたが、てるてる坊主に願いを込めた子どもたちの晴れてほしいの祈りが通じ絶好の田植え日和となりました。
今年は間近で稲の生育を観察できるようにと、ふるさと先生がペットボトルを用意してくださり、ペットボトルでの田植えからスタートしました。
苗玉を1つ手に持ち、自分の名前のペットボトルへ植えます。ペットボトルをひとり1つずつ用意して頂いたので”自分の物”という意識があり、嬉しそうでした。「オレのお米早く大きくなってね」と苗に声をかける子どもの姿も見られました。
そして次にいよいよ田んぼへ。広い田んぼの一角をお借りしての体験でしたが、その一角に友だちと横に並びマーキングしてある場所にひと並びに苗を植えるという事は予想以上に難しく、苦戦しながらもきれいに植えたいという思いで必死に植え付けていた子どもたちでした。
今後どんどん大きくなるお米の成長と、秋に行う収穫体験を楽しみに待つ年長さんです。