大きなカキと伊万里牛で楽しむ豪華 バーベキュー！

伊万里市で唯一の漁港を有する波多津町の「波多津ふれあい広場」には期間限定でバーベキューハウスがオープン。新鮮な波多津の「カキ」や「伊万里牛」をリーズナブルに堪能できるスポットとしてシーズン中は多くに人で賑わいをみせています。波多津の海は伊万里湾の奥に位置しプランクトンが豊富。そんな栄養たっぷりの海で育ったカキは実が大きく、濃厚な味わいが特徴です。また、波多津ならではバーベキューの楽しみ方といえば「塩」。お好みの食材を網で焼いたら‥ぜひ用意されている「塩」で食べてみませんか？こちらで提供されている塩は「波浦の塩」という天然塩。昔ながらの手法で作られた特産品です。まろやかな味わいは、伊万里牛との相性抜群。また、その塩を使った「塩レモンサワー」もおすすめです。「波浦の塩」で塩漬けしたレモン（唐津市浜玉町産）が添えられており、爽やかな味わいが広がります。

バーベキューハウスは広くて清潔感があるのも嬉しいところ。会場のすぐ隣には波多津漁港が広がり、潮風を感じながらバーベキューを味わえます。

昔ながらの塩づくり体験

終戦直後まで塩づくりが盛んだった波多津町では、その歴史を町おこしに生かそうと、平成21年3月に波多津ふれあい広場に塩焚き場を設置。昔ながらの手作業で特産品の「波浦の塩」が作られています。きれいな海水を汲み上げ、濃度90％になるまで３日間かけて煮詰めると、釜の中に白い塩の結晶が現れてきます。その塩の結晶をすくいあげ、脱水機で脱水し、乾燥させれば完成！不純物を手作業で丁寧に取り除くことで、純白の塩が出来上がります。1トンの海水から約30キロがとれます。豊富な天然ミネラルを含んだ塩はJA斎場伊万里の即日返礼品としても人気で、その美味しさに全国へとファンが広がっています。冬の時期は塩づくりの体験が可能です！

新鮮な食材が揃う直売所

直売所ではとれたてのみかん、しいたけ、ごぼうなどの農産物や波多津の海で養殖された「カキ」や「サザエ」などの水産物が並んでいます。他にも、「カキメシ」や「カキカレー」もおすすめで、購入したものをバーベキュー会場で食べることもできます。「波浦の塩」の販売も行っておりお土産物にもピッタリ。また、広場には波多津町歴史民俗資料館もあり、昔ながらの農具やイカ釣り道具、ガラス浮き子などの漁具や塩づくりの道具などや資料が展示されています。他にも、町伝統の女相撲の化粧回し、女相撲甚句や当時の写真など、町の歴史と文化を物語る資料を見学できます。【波多津町歴史民俗資料館】入場料／無料