郷土料理

佐賀の郷土料理をご紹介します

かけあえ

副菜

かけあえ

かけあえとは?

県内各地にある魚介類と季節の野菜を酢味噌で和えた料理です。海の幸と山の幸を合わせることから「かけあえ」と呼ばれてきました。お祭りや祝い事など、人がたくさん集まる時に食べられてきました。また、お酒のあてとしても馴染みのある一品です。使う魚介類は、各家庭や季節、地域によって異なり、塩漬けの鯨の皮やボイルしたイカ、しめ鯖などを使うことがあります。夏場は、大根の代わりにきゅうりを使うのもおすすめです。

材料(小鉢で約50人分)

  • 甘酢 約100g(酢:砂糖/1.2:1) 
  • 塩皮鯨(煮物用・汐鯨スライス)200g
  • 人参 50g
  • 大根 1本(約600g)
  • 塩 小さじ1
  • 味噌(合わせ味噌) 50g
  • すりごま 20g
  • 赤唐辛子 適量

作り方

(1)大根、人参は皮をむき1cm×4cm程の大きさに薄く短冊切りをし、塩を混ぜて1時間ほど寝かせる。

(2)鯨を湯通しする。(熱湯を回しかけた後、冷水で冷ましてから水気を切る)

(3)(1)を絞り、少し汁が残る程度に水気を切る。

(4)味噌を入れてよく混ぜ、なじませる。

(5)甘酢とすりごま、唐辛子を入れてさらに混ぜる。

(6)鯨を入れ混ぜる。

(7)冷蔵庫で寝かせる。一晩寝かせると味がしっかりと入る。

教えてくれた皆さん

「おっ母さんの一膳めし屋」のみなさん

「おっ母さんの一膳めし屋」は、武雄温泉物産館の中にあるセルフサービス方式のお惣菜料理屋さんです。家庭で親しまれてきた「おふくろの味」を楽しんでもらおうと、地元のお母さんたちが毎日手作りしています。「若楠ポーク」や「高オレイン酸大豆」など地元の特産品や旬の食材を活かした料理を楽しむことができます。

お母っさんの一膳めし屋について詳しくはこちら(さが農村ひろばHP内)

みなさんから一言

大根や人参などの野菜はなるべく薄く切ることで、野菜に味がしっかりと入り、噛むほどに味わいが口に広がるおいしい「かけあえ」になります。

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